本研究は、音楽という世界共通言語を違和感なく交換できる情報通信環境の構築を行うことを目的とします。演奏、建築音響エンジニアリング、音楽 教育、音楽批評などの音楽の職能をもつ人々が、遠隔環境において三次元音場を共有しながら技能を実践することができ、従来よりも創造的な音楽活動を可能とする聴空間共有システムを開発します。情報通信技術を用いた新しい形の音楽制作現場は一般市民にとっても新しいエンターテインメントとして体験可能な情報空間となります。
2015年10月~11月にかけて、世界初の没入型聴覚ディスプレィ「音響樽」のデモンストレーションを行います。この機会に是非聴きにいらして下さい。
展示会でのデモンストレーションを通じて、様々なメディアに音響樽を紹介して頂きました。
音の三次元波面を厳密に再現することにより3D空間への没入感が得られる世界初の没入型聴覚ディスプレイ装置「音響樽」について、ご紹介します。